いまどきのキッチンは、引き出し式で、たくさん収納できて、うらやましい! でも、リフォームするには、予算がねえ。。。
お金をかけずに、簡単に収納力を上げる方法がないかしら?
そんなお悩みをお持ちの方に、大掛かりなリフォームとかしなくても、低コストで、簡単に、使いやすいキッチンに生まれ変わる方法をご紹介します!
我が家は、20年前に中古の住宅を購入し、現在、築32年になります。前オーナーさんは、お金持ちらしく、随所に昭和のバブル感は、あるものの、使い勝手がいろいろと良くないんですよね。。。
いつかは、リフォームして、おしゃれなシステムキッチンが欲しい!と思っていましたが、見積額を見て、愕然!?300万オーバーでは、とてもじゃないけど、諦めざるを得ませんでした。
そこで、YouTubeの動画から、いろいろな方のアイデアを参考にして、我が家にピッタリの簡単DIYに挑戦してみました。
「ロールスクリーン」で、明るい雰囲気に変身
まず、手を付けたのが、戸棚の扉。注文住宅らしく、 ダークブラウンの 重厚感ある重~い一枚板の扉がついていました。でも築30年を過ぎると、吊り戸棚の扉も金具が金属疲労を起こし、何度も何度も、外れて、落ちそうになっていました。
そのたびに、脚立を探して、、、ドライバーを探して、、、の繰り返しにうんざり。パパに何度も直してもらうのが、ストレスとなり、イライラがたまっていました。
そこで、思い切って、すべて取り外してしまい、ロールスクリーンカーテンに交換しました。
一面が真っ白なスクリーンなので、明るい雰囲気となり、スッキリとしました。
「引出し収納」で、収納力を格段にアップ
シンク下も、重い扉は、すべて撤去しました。代わりに、セリアのレースカーテンで、カフェ風にしてみました。
シンクの下って、パイプが通ってたりして、デッドスペースが多いんですよね。すべてを撤去し、セリアのガス台シートを敷いて、きれいにしました。
床面を這うパイプが邪魔で、上に物を置くとパイプが潰れてしまいます。そこで、パイプの高さに合わせたコルクを設置して底上げしました。レンガなども検討しましたが、軽くてへたらないコルクにして、正解!その上に置いた米櫃は、ジャストフィットでした。
シンク下のデッドスペースをできる限りなくすために、クローゼットなどに使われる、引出し収納を購入しました。清潔さを保てる素材で、サイズが豊富な、カインズの収納ケースがピッタリでした。
スペースに合わせて、「ブロック式ケース浅型(深型)」、「引き出し衣装ケースS(M)クローゼット用」を組み合わせてみました。
備え付けの引出しもすべて撤去。空間サイズに合わせて、ブロック式ケースをどんどん組み合わせて設置しました。デッドスペースもなくなり、調理の時にすぐ使うものを収納し、動線的にも無駄がなくなりました。 背の高い調味料も、ピッタリ収納できます。
あと、引出しには、テプラで何が入っているかを表示しておくことがポイント!そうしないと、家族中から、「あれ、どこだっけ?」「これ、どこにしまうの?」と、無駄なやり取りが発生してしまいます。
調理台のL字型部分の下は、奥行きがありすぎて、使用頻度の低いものをしまい込みやすく、カオスと化していました。これを機に断捨離を決行。回転式の鍋用収納ラックも使いづらいので撤去しました。
深い奥行きに合わせて、「引き出し衣装ケース S(M) クローゼット用」を重ねて設置。調理中にすぐ取り出せる上段には、ヘラやお玉などを収納。
中段には、朝、紅茶を入れるときにも便利な動線なので、紅茶やコーヒーミルクなど、お茶系を収納。下段には、乾物や常温保存可能な調味料などを収納。
こちらも深い奥行きに合わせて、 「ブロック式ケース 浅型(深型)」を重ねて設置。上の段は未開封の常温保存できる食品のストック。下の段には、パンの材料などを収納。
「フライパンスタンド」で、調理器具を使いやすく整理
レンジ台の下も、重たい扉はすべて撤去しました。
扉を開けたBeforeはこちら。食品ストックとして使っていましたが、100均の収納ケースは、サイズもばらばらで、雑然とし、在庫管理もしづらかったです。(奥の方に、期限切れのものが見つかることもしばしば。。。)
レンジ台下の棚の上段には、鍋類をまとめて収納する場所を確保。ニトリの「ざるボウルフライパンスタンド」を設置しました。上に重ねると、どうしても使い勝手が悪くなりがちですが、このように、横に並べることで、出し入れが格段にしやすくなりました。
レンジ台下の右側は、無印良品の「ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプ・クリア」がサイズ的にぴったりだったので、用途に合わせて6つ設置。お弁当袋やランチョンマットなど、用途ごとに分けることで、探す手間が大幅に少なくなりました。
「リメイクシート」で、調理台に高級感とおしゃれさをプラス
最後の仕上げは、調理台にリメイクシートを貼ること。築32年のステンレスは、さすがに、色合いも古さが目立ってきていました。そこで、防水、耐熱のリメイクシートを全面に貼ることにしました。
まずは、ガス台まわりから。サイズを図って、カッターで切るだけ。裏面がシールになっているので、簡単に、イメージを一新することができます。
ついでに、レンジ台にもリメイクシートを貼りました。
まとめ
数百万かかるといわれた、キッチンリフォーム。パパに、何度、お願いしても、はぐらかされて、はや20年。。。思い切って、すべて自分でDIYで挑戦してみたら、費用は約三十分の一くらいですみました。
仕上がり具合も、とても満足しています。使い勝手も、便利になり、動線も良く、料理もしやすくなりました。
DIYといっても、大したことはしていませんが、収納ケースなどを組み合わせるだけで、長年の懸案事項が解消されました。ぜひ、皆さんにもオススメしたいと思います。
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