自分関係を整えていますか?自分を大切にすることで、周りも変わる

親子の写真

「〇〇だから、〇〇しなくてはいけない。頑張らないといけない。」 「完璧主義」「義務感」、以前の私の思考方法でした。

・・・心も体も不調になります。

そんな私が、「今、ここ、自分が最高!喜んで人生を楽しもう!」という言葉に出会って、生き方がとても楽になりました。今では、私の人生のテーマになっています。だから、ブログのタイトルにしたわけです!

今、ここ、自分が最高!喜んで人生を楽しもう!

私がこの言葉に出会ったのは、3人目の子どもが2歳のイヤイヤ期になった頃でした。

私は、不妊気味で、子どもたち3人とも不妊治療で授かりました。自分が3人姉弟だったこともあり、子どもはたくさんいたら楽しいし、産めるなら3人欲しいと願い、その通り3児の母になれて本当に夢が叶ってとっても幸せでした。

当時、1人目が9歳、2人目が4歳、私は41歳で、3人の育児に奮闘していました。

当時、主人は仕事が忙しく、子どもたちが寝静まった後に帰宅という日が多く、週末も町内会の役員の仕事などで、留守がちでした。家事も育児も私が1人で全部頑張らなければという義務感と、母親としての高い理想を持ったまま、完璧主義で子育てをしていました。

願って授かった子どもたちが幸せな毎日を送って欲しいと、母親ならば誰しも願うはずです。

3人目を39歳の高齢で出産し、里帰りせずに、退院とともに床上げして主婦業を再開していました。まだまだ手のかかる2歳違いの息子たちのお世話に明け暮れる毎日に、疲労困憊で気力も体力も限界でした。寝不足で疲れも取れず、肩こり腰痛にもずっと悩まされていました。

3人目のイヤイヤ期にも対応できる余裕が全くなく、思い通りにいかないことにイライラしてばかりで、些細なことでも子どもにひどく叱りつけたりすることが増え、そのことでまた自分を責め、どんどん辛くなっていったのです。

あんなに楽しみたかった育児の日々が、本当に辛い毎日に変わってしまっていました。今でもあの頃の自分の気持ちと、かわいそうな子どもたちのことを考えると辛くて涙が出てきます。

自分自身を大切にすることが、一番大切

花束の写真

そんな時に出会った、一冊の本とその著者から教わったのが、「自分自身を大切にすることが、一番大切だよ」ということです。

家族のため、子どものためにと、無我夢中で家事や育児をしながら、理想の自分と現実の自分のギャップに苦しみ、誰からも褒められず認められない自分を、責めてばかりいて粗末に思うようになっていたということに気付かされたのです。

まずは、「自分で自分を大好きになること!今、ここ、自分が最高だという生き方に、幸せな人生があるんだよ」ということを教えてもらって、少しずつ思考を変えていきました。

「ありのままの自分」=「2、3歳の無邪気な子どもだった頃の自分」

子どもの写真

その本に書いてあるとおり、私は、自分で自分を大好きになろう!自分自身をたくさん褒めてあげよう!と思い、母親でもない、妻でもない、「ありのままの自分」をイメージする方法を実践しました。

それは、「2、3歳の無邪気な子どもだった頃の自分自身」を心の中に思い浮かべながら、自分自身がニコニコと笑顔になるような、温かい気持ちになるような、そんな言葉をかけてあげる作業です。

すると、不思議な事に、いつも時間や段取りに追われ、焦燥感に駆られていた気忙しい気持ちが、だんだんとほっこりと楽になり、ゆったりとした気持ちを味わえる時間が増えてきたのです。

自分自身が変わったことで、家族にも波動が伝わったのか、主人や子どもたちの私に対する態度が変わっていくのが感じられました。

自分を大切にすると、周りからも大切にされる

肩を組む二人の写真

自分を大切にすることで、周りからも大切にされるという経験を、実感として感じ取ることができるようになっていきました。

当時は、認めてもらいたくて、褒めてもらいたくて、それが叶わないことにイライラを募らせ、人からの評価でしか自分を支えることができなかったのです。

でも、本来、自分の人生は自分自身だけのものであり、誰かに認めてもらわなくてもいいのです。自分が喜んでいれば、自然と周りが自分にいいように働きかけてきてくれるのです。

そんなわけないじゃん!って、今、この記事を読んでくださっている方も、思ってると思います。でも、本当なんです。

自分に目を向けてみる。人が自分のことをどう思っていようが関係ないんだって。そんな風に図々しくなることが悪いことのように感じるのが、生真面目な日本人的思考なんだよと、この本にも書いてありました。

自分関係を整える

自分関係とは何かというと、「建前の自分」、それは家庭での母親であったり、妻であったり、職場での役職だったり、大人として振る舞わなければならない自分のことを指します。

それに対して、2、3歳の無邪気な子どもの頃のように、本能のままに生きているありのままの自分自身が、「本音の自分」です。

この「建前」と「本音」の自分の仲がいいと、心が伸び伸びとして、とっても安心するのです。

まじめな優等生をやめてみたら・・・

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私は、子どもの頃から、3人姉弟の長女として、親の期待に応えなくては!という気持ちで、学級委員や生徒会副会長に立候補したり、部活でもキャプテンに選ばれたり、いつも真面目な優等生でいました。

思春期でも、親に反抗した記憶は一切ありません。高校時代も、友人たちが部活に彼氏にバイトにと楽しく過ごしているのを横目に、親の期待に沿った過ごし方をしていました。社会人になっても、その気質は変わらないまま、結婚して母親になったのでした。

子育て中のつらい時期に、「今、ここ、自分が最高!喜んで人生を楽しもう!」という生き方に出会ってから、いつしか、このまじめな優等生の生き方をやめていました。ちょうど、真ん中の長男が年中さんになった頃だったと思います。

ママ友のつくり方も変わり、長女の頃のように相手にどう評価されるかを気にしてばかりだった建前の自分から、本音で人付き合いができるようになったのです。

本音の自分、ありのままの自分を大切にするようになったら、気負わず、自然と、心地よく、一緒に楽しく過ごせるたくさんのママ友たちとの出会いに恵まれるようになりました。

ありのままの自分をさらけ出すことができるようになったら、40歳を過ぎて、初めてといえるような親友にも巡り会え、人生が豊かになったと感じています。

それまで、やせ我慢をして、家事や育児の手伝いを主人にも頼めずにいました。新婚当初に、「男子厨房に入らずの家庭で育ったので、家事は手伝わなくていいよ」と言っていた手前もあったのですが、自分を大事にすることで、自然と家事に協力的に変わっていきました。

今では、共働きだからと、家事の負担を軽減してくれ、食事の片付けや、洗濯物を畳んだり、アイロンがけをしてくれたりと、進んで家事に参加してくれるようになりました。

喜ぼう!が家族の合言葉に!

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過去を後悔したり、未来を不安に思って案じてみたり、そんなことよりも「今」を思いっきり楽しもう!

あそこにいればきっと違っていただろうとか、あそこにさえ行けばきっと変われるとか、環境のせいにしても何も変わらない。今、自分がいる「ここ」が一番心地よくて最高!

あの人がどうとか、この人がどうとか、周りの人や、周りからどう見られているのかを気にしてばかりいても仕方がない。一番大切なのは、自分自身だから!「自分」に目を向けよう!

そして、いつもすべてが最高だ!うれしいな!楽しいな!と、すべてを喜ぶ!

我が家では、嫌なことがあったり、落ち込んだり、具合が悪かったりしても、口に出して「喜ぼう!」ということが、習慣になっています。

実際に、自分を褒めることで免疫力は上がると、その本にも書かれており、実感として、医者通いが多かった私も、子どもたちも、めっきり少なくなりました。

これからも、この「いま、ここ、自分が最高!~喜んで人生を楽しもう!」のテーマとして、私らしく伸び伸びと人生を謳歌していきたいと思っています。

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