子どもの歯のケア

虫歯、歯並び、かみ合わせ、生え変わり、親知らず、、、歯の健康、予防歯科、お子さんを持つお母さんなら、気になる話題だと思います。

私もその一人。我が家は高校生の娘、小学生の長男と次男の3人の子どもがいます。3人とも歯が生え始める、生後7か月を過ぎたころから、近所の歯医者さんで4か月おきに歯の検診を受けてきました。成長とともに歯ブラシの使い方や歯の磨き方、糸ようじで歯間をきれいに保つことを指導していただきました。おかげで3人ともずっと虫歯は1本もありません。お世話になってきた歯医者さんと歯科衛生士さんたちに感謝の思いです。

そんな我が家の子どもたちですが、三者三様に虫歯以外で歯医者さんにとってもお世話になりました。

上唇小帯付着異常

長男が、年長さんの時、上の前歯の永久歯が生えてきたものの、隙間が大きくて生えそろう頃にはくっつくだろうと思っていたのですが、隙間が狭くなる様子がなく気になっていました。そんな時、小学校の就学前検診で、上唇小帯付着異常かもしれないので、歯医者さんに相談するようにと言われ愕然としました。7か月からずっと4か月おきに歯科検診を受けてきたのに、そんなことを指摘されたことはないのに、、、と。。。

すぐに、かかりつけの歯医者さんに連れていき、診察していただき、就学前検診で指摘された話をしました。すると、初めから分かっていた様子で、驚く様子はなく、処置ができる総合病院の紹介状を出してくれました。それまで一切その病名のことを聞かされていなかったので、複雑な気持ちもありましたが、すぐに総合病院へ連れて行きました。

すると、手術が必要だというお話で、再び驚きました。息子も初めての手術で、緊張と恐怖心があったと思います。かかりつけで、処置を急がなかった理由もわかりました。永久歯の生え変わりまで、様子を見るのが通常のようでした。診察の結果、やはり形成術が必要とのことで、すぐに予約を取り、上唇小帯形成術の手術を受けたのです。

長男はそれまで歯磨きを一生懸命していたのに、手術を受けることになり、ショックを受けていましたが、本人のせいではないということを話し、前歯の間の筋を切らないと歯の隙間が狭まらないからと説明をして、納得させました。

無事に手術も終わり、その後前歯は隙間もなくなり、きれいに生えそろいました。歯並びは、いつも検診でほめて頂けるほどになりました。

取り外し式咬合育成矯正装置

次男は、乳歯の時から顎が小さく、小さい乳歯の段階で、隙間なく歯が生えており、大きな永久歯に生え変わるころには、歯が収まりきらなくなりそうでした。矯正をしなければならくなるかもしれないと思い、いろいろ調べてみましたが高額で負担も大きく、友人にその心配事を話してみると、三桁の予算がなくても、十数万円で矯正できる歯医者さんがあると教えてくれたのです。6歳になる直前にまずは検診に行ってみました。すると、取り外し式の顎を広げる装置を寝るときだけつけて、矯正ができるというのです。早速その装置で治療を開始しました。これは、その歯医者さんでいただいた息子の歯並びの写真付きの矯正カレンダーの一部です。

毎晩この装置をつけて眠り、成長とともに顎も永久歯がはみ出ることなくきれいに順調に広がってきました。2か月おきに検診でチェックしていただきながら、最新の検診2020年10月23日では、上あごの装置は終了になるので、次の段階の固定式装置に代わるとのことで、型どりをしてきました。その費用も1万数千円でできるとのことで、安心しました。

17歳で親知らず抜歯

長女は、顎は小さかったものの、矯正するほどではないといわれ、安心していました。17歳になりしばらくたった時に、顎が痛いといい始め、ちょうどコロナで緊急事態宣言が出るかもしれないという頃で、歯医者さんに行くのも自粛しようとしばらく様子を見ていました。やっぱり痛みがどんどんひどくなってきたというので、電話で問い合わせをし、6月の終わりごろ受診させました。レントゲンを撮って診察していただいた結果、なんと親知らずが痛みの原因だと分かったのです。

下の左右の親知らずが横向きで生えてきており、隣の歯を押しているので痛みが出ていた様でした。

私も主人も同じように親知らずが横向きで生えてきて、私は20歳の時、主人は20代初めころに親知らずを抜いていました。

娘はまだ17歳になったばかりで、まさかそんな早くに親知らずが生えてくるとは私たちも思っていませんでしたし、歯医者さんにも同じように「早いね」と言われたそうです。

顎の骨を一部削っての処置になるし、出血や痛みや腫れも予想されるので、学校が休みの時がいいということで、夏休みに手術の予約を取りました。

今回は左側の親知らずの処置で、手術は無事に済み、出血も多くはなく、安心しましたが、腫れと痛みがひどく、約5日間ほど、食事もおいしく食べられず、かわいそうでした。。。

つい先日、右側の親知らずがなんだか気になると言い出し、、、。次の検診で相談してみようということにしました。また、あんなに腫れるのかと思うと、かわいそうです。。。

いつまでも自分の歯でおいしく食事を摂れるように

高齢化社会で、長い人生を元気で楽しく過ごしたいと願うのは私だけではないと思います。

「80歳で20本自分の歯を維持しよう」とか、「咀嚼と歩行は比例する」とか、いろんな情報があふれていますが、やはり一本でも多く自分の歯を健康に維持し、しっかりと自分の歯で食べ物を食べたいと思います。定期検診はもちろんのこと、毎日のケアで糸ようじを使って歯間のケアも大切だと思います。

今でこそ、予防歯科は当たり前ですが、まだまだ私たちアラフィフ世代は、子どものころに歯医者さんに行くのは、痛くなってからでしたから、治療してある歯も見直さなければと、私も治療済みの歯の見直しの治療を先日すべて終えました。今のところ心配な歯はありません。

今後も子どもたちと一緒に、日々のケアと定期的な検診を受けて、健康な歯を維持していきたいと思います。

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